
猫はマイペースに見えて実は繊細。初めての長時間留守番では「安全」と「快適さ」をしっかり整えることが大切です。ここでは、出かける前にチェックしたい準備ポイントをわかりやすくまとめました。
1. 安全な空間づくり(まずは危険を排除)
出かける前に部屋をぐるっと確認。猫が誤飲や事故に遭わないよう、以下をチェックしましょう。
- コンセントや電気コードはコードカバーで保護する(噛み防止)。
- 倒れやすい観葉植物や花瓶は片付ける(有毒植物がないかも確認)。
- キッチンや洗面所など危険な場所はドアを閉める。
- 窓やベランダの網戸がしっかり固定されているか確認。
ワンポイント:猫は小さな隙間から脱走することがあります。網戸や換気口の固定は必ずチェックしてください。
2. ごはん・水の準備(自動給餌器・給水器の活用)
留守番時間が数時間〜長時間になる場合、自動給餌器や循環式給水器があると安心です。タイマー式なら食事時間も崩れにくく、給水器は水が汚れにくいのでおすすめです。
3. 退屈対策(おもちゃ・見晴らしの良い場所)
猫は遊びでストレスを解消します。出かける前に次の用意をしておきましょう。
- 安全なおもちゃを数点(誤飲しない大きさのもの)
- キャットタワーや窓際のベッドで外の景色を見られる環境
- 長時間の場合は、飼い主の香りがついたタオルを置くと安心感が増します
4. 温度管理と照明(快適さを保つ)
暑さ・寒さ対策はとくに重要です。目安としては:
- 夏:設定温度は約28℃前後(室温や猫の毛質によって調整)
- 冬:設定温度は約20℃前後(暖かい寝床を複数用意)
- 真っ暗にしない:常夜灯や間接照明で安心感を与える
注意:エアコンの長時間運転時は電気契約と安全に留意してください(ブレーカーなど)。
5. 留守番に慣らす方法(ステップで慣らす)
いきなり長時間家を空けるのはNG。まずは短時間から慣らしましょう。
- 最初は数十分→帰宅してほめる
- 徐々に時間を伸ばす(1時間→2時間→半日)
- カメラで様子を観察してストレスサインがないか確認
6. 出発前のチェックリスト(必須)
出かける直前にこのチェックを!短時間でも必ず確認してください。
- フード・お水は十分にあるか
- トイレは清潔か
- 危険な物は片付けたか(薬・ヒモ類など)
- 窓やドアはしっかり閉まっているか
- エアコン・暖房の設定は確認したか
まとめ:まずは短時間から慣らして安心を作ろう
猫のお留守番は「安全」「快適」「慣れ」の3つがポイント。初めは短時間から始めて、準備を整えつつ徐々に時間を延ばしていきましょう。万が一が心配なら、信頼できるペットシッターや一時預かりサービスを検討するのも安心です。
この記事が役に立ったら、ぜひブックマークやシェアで教えてください。質問があればコメントでどうぞ!🐾





コメント