猫にとって「食事」は健康の土台です。
どんなフードを選ぶか、どのくらいの量を与えるかによって、
体調や寿命にも大きく影響します。
ここでは、猫の食事管理の基本を分かりやすく紹介します。
🍗 1. 猫に必要な栄養とは?
猫は完全な肉食動物。
人間のように野菜中心の食事では必要な栄養を取れません。
主に必要なのは次の栄養素です👇
- タンパク質(筋肉や毛の健康に)
- 脂質(エネルギー源)
- タウリン(心臓・目の健康維持)
- ビタミン・ミネラル(体の調整役)
ドライフードやウェットフードを選ぶときは、
「総合栄養食」と書かれているものを選びましょう。
これだけで、1日に必要な栄養をまかなえます。
🕒 2. 食事の回数と量の目安
猫の年齢や体重によって、食事の回数や量は変わります。
| 猫のタイプ | 回数の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 子猫(〜1歳) | 1日3〜4回 | 成長期なので少量をこまめに |
| 成猫(1〜7歳) | 1日2回 | 朝・夜でバランス良く |
| シニア猫(7歳〜) | 1〜2回 | 消化しやすいフードを少しずつ |
フードの袋に記載されている給与量を目安にして、
体型を見ながら少しずつ調整するのがおすすめです。
💧 3. 水分補給もとても大事!
猫はもともと砂漠出身の動物で、あまり水を飲まない性質があります。
そのため、尿路結石や腎臓病になりやすいといわれています。
対策ポイント:
- 水飲み場を2〜3か所に増やす
- 水を清潔に保つ(毎日交換)
- ウェットフードを取り入れる
🐟 4. 与えてはいけない食べ物
猫にとって危険な食べ物もあります。
つい人間の食べ物をあげたくなりますが、以下はNGです❌
- 玉ねぎ・ネギ類(中毒を起こす)
- チョコレート・コーヒー(神経障害)
- 生の魚や肉(寄生虫のリスク)
- 乳製品(下痢を起こすことがある)
「少しくらいなら大丈夫」と思っても、猫の体には負担になることがあります。
🧡 5. 食欲が落ちたときは?
食欲がない日が2日以上続く場合は、早めに動物病院へ。
病気のサインであることもあります。
軽い食欲不振なら、以下を試してみてください👇
- フードを少し温めて香りを出す
- ウェットフードを混ぜてみる
- 食器を清潔にする
🐱 まとめ
猫の健康を守るには、「適切なフード・適量・水分補給」が基本です。
毎日の食事を見直すことで、病気の予防にもつながります。
食事の時間を楽しみにする猫の姿を見るのは、飼い主にとっても幸せな時間ですね😊



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